🐝養蜂女子のみつばち日記🐝

💛女子でも簡単にできる養蜂ノウハウを大公開💛  大好きなミツバチや蜂蜜のことを、女性ならではの視点で発信していきます💛

🐝ミツバチに刺されたときの応急処置・アナフィラキシーショックについて

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 ミツバチに刺されたら、すぐにやること

 1. すぐに、毒針を抜く

 

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刺されたら、即、針を抜く!


 

ミツバチに刺されたら、すべての作業を中断し、すばやく毒針を抜きます。ただし、指でつまんで抜くのは絶対に避けましょう。毒の入った袋をつまむと、中の毒液が傷口から一気に体内に流れてしまいます。ピンセットでもなれないとこの危険があります。

 

そこで、一番いいのは、親指の爪を皮膚に沿ってこするようにする、抜き方です。針をめがけて横から爪でこそぎ取るイメージです。

クレジットカードのようなものがあれば、それでもOKです。しかしそれになれてしまうと、いざというとき、すぐに見つからないこともあります。爪なら、いつでもできるので、覚えておきましょう。

 

*この間も、体の変化に注目し、少しでも普段と様子が違う、吐き気やふらつき、動機、息苦しさなど、アナフィラキシー様の異常を感じたら、すぐに助けを呼び、素早く医療機関に診てもらうようにしましょう。

アナフィラキシーの項参照

  

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 2. ポイズンリムーバーで、毒液を吸い出す

 

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ポイズンリムーバー

ポイズンリムーバーは、毒を吸い出す器具のこと。スズメバチやミツバチも刺されたり、毒蛇に噛まれたときの応急処置として、ポイズンリムーバーで素早く毒液を吸引しておくと、症状の緩和や、被害を最小限に抑えることが期待できます。蜂場へ行く際は、必ず常備しておきましょう。

 

使用方法

 

ミツバチの毒針を抜いたら、1秒でも早く、ポイズンリムーバーの先端のカップを患部に当て、器具のピストンを操作して毒液を吸い出します。

 

吸い上げた毒液がほかに移らないようにしましょう。

 

注意!!

ポイズンリムーバーを使わず、毒を口で吸い出すのは絶対にやめましょう。毒が口や粘膜から吸収される恐れがあります。  

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*あくまで目安として参考にしてください。

 

3. 患部を水で洗い流す

 

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手洗い用のペットボトルを準備しておく

 

リムーバーのあとは、患部をきれいな水で洗い流しましょう。ハチ毒は水溶性なので、水で洗い流すことで、すみやかに体外に排出できます。水道水がないときは、ペットボトルの飲み水を使用します。山へ行くときは、手洗い用も考慮して、飲み水は多めに準備しておきましょう。

 

 4. 患部を冷やし、ステロイドで炎症を抑える

 

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氷や保冷剤などで患部を冷やすと、炎症がおさまり、痛みを和らげることができます。

蜂場で刺されたら、素早く行動し、患部を冷やしながら病院へ行くのがいいでしょう。

 

病院では、炎症を抑えるために、ステロイドの軟膏やクリームが処方されることが多く、患部に塗ると、治りが早くなります。症状がひどい場合は、外用剤に加えて、かゆみ止めの抗ヒスタミン剤などの内服薬を処方される場合もあります。ひどい場合には、点滴で症状を緩和することもあります。

 

個人差もありますが、通常、刺された箇所は、徐々に腫れあがり、かゆみを伴い、1週間ぐらいかけて元に戻ります。

 

 

症状があらわれてから心停止まで、わずか15分

アナフィラキシーショックについて

 

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アナフィラキシーとは、原因となる物質(抗原)により引き起こされるアレルギー反応のことです。語源がギリシャ語の「再び」を意味することから、一度、原因物質に触れた後、再び接触することで引き起こされることが多いといわれています。

 

ミツバチに限らず、アレルギーとなる原因物質に触れたり、食べたり、飲んだり、吸い込んだり、薬物治療などでも引き起こされます。


症状は、皮膚や粘膜、呼吸器、消化器、循環器など、ときに全身に及びます。

 

スズメバチの蜂毒によるアナフィラキシーショックで、年間約20名が命を落とされています

蜂毒は反応時間が早く、多くは刺されてから約15分以内に症状が出ます。

重篤な場合、症状が出てから心停止まで15分という報告もあるため、刺されたら素早い処置が必要となります。

 

山間部などで蜂に刺された場合、救急車が到着するまでに症状が進んでしまう危険があります。このため、蜂毒にアレルギーがある場合は、事前にエピペンなどの治療薬を携帯する必要があります。養蜂家を志すなら、一度、検査をし、必要なら携帯する方が安全でしょう。

 

また、これまで蜂に刺されても腫れるぐらいで何ともない、と言っていた人が、ある日突然、重篤アナフィラキシー症状になり、死亡したケースもあります。

また、何度も刺されているからといって、次回も大丈夫という保証はどこにもありません。誰でも、次はショック症状になるかもしれないのです。

 

まずは単独行動をしない。できる準備はして、蜂さんをなめてかからないことが大事です。

 

アナフィラキシーによるショック症状とは?

 意識障害など

 ぐったりする、意識がもうろうとする、失禁など

 

・のどの異常    

 のどが締め付けられる、声がれ、声が出ないなど

 

・呼吸器系の異常  

 呼吸がぜいぜいする、呼吸困難など 

 

上記のような症状が現れたら、速やかにアドレナリン自己注射薬(通称エピペン)を大腿部(太もも)に注射してください。

 

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*過去にアナフィラキシーショックを起こしたことがある、または起こす可能性がある場合には、緊急時にそなえて常に携帯するようにしましょう。

 

 

🐝 アレルギー検査に関してはこちら

 

🐝エピペンに関しては、こちら  

 

ミツバチは、物静かでナチュラルな優しい人が好き。

 🐝 ミツバチに刺されないために 🐝

ミツバチの群れの性格は、飼い主に似るといわれます。優しく、ていねいに接していると、自然と優しい、おとなしい群れになります。

最近、どうも群れが攻撃的で、よく刺される、と思ったら、飼い主であるあなたがぞんざいに扱っているかもしれません。もちろん時期やいろんな条件が重なって気が荒くなることもありますが、大切な家族と思って接すれば気持ちも通じ合い、ミツバチたちも協力的で温和になりますよ。

それでも、刺されないために、以下のことに注意しましょう! ミツバチたちは、静かに暮らすのが好きです。

 

ゆっくり・しずかに・はらわずにおわずくろきない

  1.  ゆっくり動く(動作をゆっくりする、あわてない、走らない)
  2.  静かにする(大きな音を立てない、大きな声を出さない、あばれない)
  3.  はらわない(ミツバチがそばにくるのは身体検査のため。じっと検査が済むのを待てば大丈夫)
  4.  匂わせない(体臭・口臭・香水・化粧品、服に着いた柔軟剤や食べ物の匂い、他の蜂群の匂い、ペットの匂いなどに注意)
  5.  黒いものを身につけない(黒服・黒帽子などは着用しない、黒髪は帽子やタオルで覆う)

 

 そして、ミツバチたちに接するときは、必ず指を巣門に置いて、挨拶してから作業に入るようにしましょう。そうするだけで、ずいぶん、違いますよ。

 

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ミツバチに刺されないためにも、最低限の装備は整えましょう!!

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